西宮ライフスキル研究会

感情パズル

4年生の実践ノート

クイズ大会のような感情パズルのエクササイズ

感情パズルは、クラスの児童がみんなゲーム感覚でとり組みます。感情を表現する言葉を競うようにさがして、たくさんの挙手で盛り上がりました。

「愛らしい」「なつかしい」「ゆかい」「ふびん」「わくわく」……言葉を見つけるたびに、「先生、見つけた。」「先生、だいたんって、気持ちだよね。」など、みんなが笑顔になってハッスルします。

貼り絵はみんな大好き、コラージュ作成

コラージュの作成は、すきな写真を選んで貼る作業です。広告や通販の雑誌、スポーツ新聞、マンガ雑誌、婦人雑誌、シールなど、準備してきたものをどのように使うのか、子どもたちはうれしそうに選び、切りとって台紙にならべます。図工は、このクラスで最も人気がある教科です。

分かちあいも笑顔でいっぱい、シェアリング

1人が1作品を作成し、それぞれの気持ちを表すタイトルをつけ、グループで発表しあいます。そして、担任が全作品を紹介します。「はでな気持ち」「楽しい気持ち」「バレエがすきな気持ち」など、形容詞1語でない表現も出てきました。

楽しく自己表現ができて、みんなの顔もすっきり

感情パズルとコラージュを組みあわすことによって授業が盛り上がり、ふだんはおとなしい子も、やんちゃ君も、おしゃまさんも、にぎやかさんも、みんなが2つの課題に熱中できました。「感情パズル」では、さまざまな感情に関心をもつことができ、「コラージュの作成」では、自己表現ができたので、みんなはすっきりした顔をしていました。

ライフスキル・プログラム